Kintore.ai(科学的トレーニング・栄養計算ラボ)

ホーム / 専門コラム一覧 / プロテインの実質コスパ比較指標「タンパク質1gあたり単価」の計算法:WPCとWPIの含有率差を見抜く

プロテインの実質コスパ比較指標「タンパク質1gあたり単価」の計算法:WPCとWPIの含有率差を見抜く

最終更新日:2026年10月20日 | 執筆・検証:Kintore.ai(科学的トレーニング・栄養計算ラボ) 専門リサーチ編集部
【結論・この記事の要点】 プロテインの真のコストは「1袋の価格 ÷(内容量g × タンパク質含有率%)」で算出し、タンパク質1gあたり4.0円〜5.5円以下であれば優秀な高コスパ製品と判定できます。

1. 「1kg=3,500円」でもタンパク質含有率が低ければ割高になる罠

プロテインを選ぶ際、多くの方が「1kgあたりの販売価格」だけで比較してしまいます。しかし、製品によって1食(30g)中に含まれる純粋なタンパク質量は18g(含有率60%)から26g(含有率86%)まで大きく異なります。残りの成分は炭水化物(マルトデキストリンや乳糖)、脂質、ココアパウダー等のフレーバー原料です。

製品タイプ1kg袋の販売価格タンパク質含有率(実測)1kg中の純タンパク質総量タンパク質1gあたり単価
安価だが含有率60%のWPC3,300円60%(30g中18g)600g5.50円 / g
標準的な含有率75%のWPC3,600円75%(30g中22.5g)750g4.80円 / g(実質お得)
高純度WPI(乳糖カット)4,800円86%(30g中25.8g)860g5.58円 / g

2. WPC(濃縮乳清)とWPI(分離乳清)の選び分け基準

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする方(乳糖不耐症)や、減量末期で1gでも余分な糖質・脂質をカットしたい方は、膜処理で乳糖(ラクトース)と乳脂肪をほぼ完全に除去したWPI(Whey Protein Isolate:含有率85%前後)を選ぶことで、消化不良を起こさず効率よくアミノ酸を吸収できます。